「九条の会」斑鳩 結成アピール

世界文化遺産の町、斑鳩の里から世界の平和を

いま、憲法九条を改悪しようとする動きが急速に強まっています。日本国憲法は、おびただしい犠牲を強いた戦争への反省から、平和と民主主義の願いをこめてつくられました。とりわけ戦争の放棄を定めた九条は、「戦争のない世界」をめざす世界の流れのさきがけとして、人類的価値をもっています。

 昨年6月、井上ひさし、梅原猛、大江健三郎、奥平康弘、小田実、加藤周一、澤地久枝、鶴見俊輔、三木睦子さんら9人のかたがたが、「九条の会」アピールを発表し、「平和を求める世界の市民と手をつなぐために、あらためて憲法九条を激動する世界に輝かせたい」「改憲の企てを阻むため、一人ひとりができる、あらゆる努力を、いますぐ始めることを訴えます」とよびかけました。私たちは、このアピールに賛同します。

 とくに、奈良県で、最初に世界文化遺産に指定された法隆寺をもつ斑鳩町に住むものとして、町の豊かな文化遺産と自然を子々孫々に伝えるためにも、一人でも多くの方がたが、このアピールへの賛同者となって広めていただくことを願っています。

2005年11月27日   「九条の会」斑鳩 結成のつどい

「九条の会」斑鳩 申し合わせ事項

1、名称
  この会を 「九条の会」斑鳩 とします
2、目的
  憲法九条を守るという一点で手をつなぎ、活動します。
3、活動
  @ 「九条の会」アピールの賛同者を広げます。
  A ニュース、ホームページなどで情報を発信、交流します。
  B 学習会、講演会、文化的な催しなどを企画、開催します。
  C その他、一人ひとりが憲法九条を守る担い手として創意工夫し、 楽しく、
元気よく活 動します。
4、運営
  @ 会の運営を円滑にすすめるため有志で世話人を構成します。
    代表世話人、事務局を世話人の中から選出します。
  A 会計は、募金、寄付金等をもって充当します。

  アピールと申し合わせ事項

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