くろこま の あさの あがき に ふませたる をかのくさね と なづさひぞ こし
太子が朝、黒毛の馬に乗って走り、この岡の草はその馬に踏ませたものだなあと、懐かしく思いながら、ここにやってきた。
歌碑（２０１２年１１月２５日除幕）
これは会津八一記念館が正式なものと認定していない。「飛鳥古京を守る会」が八一の書から集字して作成したもの
八一記念館は県内２１番目として扱わないとしているが、このＨＰでは、独自の立場で扱う。
上宮遺跡公園に有った旧八一歌碑
右の写真は、２０１２、１１、６まで、八一歌碑として建てられていたが、会津八一記念館が正式なものでないとして、長く認定されていなかった。この１１月、同じ場所に記念館承認の歌碑がつくられた。この旧歌碑の歌の部分を削って、新しい歌碑がはめ込まれたのが新歌碑（前頁）。新旧は下記の通り、歌が違う。
旧歌碑の歌
ちとせあまり みたびめぐれる ももとせを
ひとひの ごとく たてる このたふ
（聖徳太子１３００年忌に五重塔を詠んだ歌で、現在西院の歌碑になっている）
橘寺（明日香村）
